世界保健人材連盟第二回世界フォーラム

 1月23日より31日までバンコックに出張し、世界保健人材連盟第二回世界フォーラムに出席しました。世界保健人材連盟(Global Health Workforce Alliance:GHWA)は、2008年3月にア フリカのカンパラにて第一回フォ−ラムを開催し、カンパラ宣言及びレーダーシップ、エビデンスに基づく政策、医師・看護師等の流出防止など6項目にわたる行動計画を発表し、保健システム強化のなかでも保健人材分野の重要性を強調することに成功しました。
第二回は、このカンパラ宣言及び行動計画の実施状況を確認し、新たな問題 点を確認するためのものでした。

 今回は、タイのプリンス・マヒドール会議とJICAが共催者となり、世界各地から1100名の参加者を得ることが出来ました。

 私は、GHWAの「チャンピョン」としてリーダーシップに関する総合セッションのパネリストとなり、人間の安全保障に基づくコミュニティーに基点を置いたリーダーシップの在り方につきコメントしました。

 我が国は、JICAが共催者として保健人材分野のJICA活動につきサイド・ミーティングを開催した他、小寺理事がカンパラ宣言を総括する総合セッションにてパネリストとしてファイナンスの観点などから重要な発言をしていました。

 また、厚労省の麦谷審議官がGHWA理事会の新しい議長に就任しました。日本人でこうした国際社会のネットワークの指導的立場につく人が少ないなかで嬉しい事です。

 今後、厚労省と外務省、JICAが協力して、保健人材分野においてバイ・マルチを組み合わせて戦略的に取り組むことが出来る体制が整いました。

武見敬三